臆病すぎる私が、「死んでもいいや」と思った瞬間、勇気が出た話

こんにちは、ゆりです。

以前、家族で地元で有名な滝壺を観に行きました。

滝壺は山の中にあり、自治体がかなりのお金をかけて駐車場やトイレ、滝壺までの遊歩道を整備したとのことでした。

車を駐車場に停め、遊歩道を数分歩くと滝壺が見えてきました。

そのまま滝壺の近くまで行けると思っていましたが、遊歩道は途中で途切れ、滝壺までは岩を幾つか降りていかなければ近付けない状態でした。

岩は自然そのままで非常に急な道になっており、少し気を抜くと足を滑らせて大怪我をするのではと思いました。

その時ふと思ったんです。

あ、私は最近「死にたい」「消えたい」と毎日考えてふさぎ込んでいたのだったと。

ここで滑って死んでも良いかと思ったんです。

すると、急に岩を降りる怖さが消えていきました。一瞬で勇気が湧いてきたんです。

慎重で臆病な私は、普段なら岩のこの部分に足を下ろして手はここに付いて…などとできる限りの安全策を考えて頭をフル回転させてしまいます。

今までの人生でも、日常生活や大きな決断をする時など、どんな場面でも失敗しないように無意識に考えてしまっていたのです。

そんな私が、後先考えず一歩を踏み出すことができました。

他人から見れば大したことじゃないかもしれない。

でも私にとっては大きな一歩になりました。

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